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自転車が盗難にあった時どうしたらいいの?

令和4年度の自転車盗難事件の件数は全国で128,883件でした。平成30年度から約54,900件減少したものの、令和3年度に比べて約22,000件増えており、依然として年間10万件以上もの自転車盗難事件が発生しております。自転車の盗難被害にあった場合、手続きをどうしたらいいのか?また自転車の盗難に遭わない為にはどうすればよいか?そういった疑問について対処法を解説していきます。 (警察庁「令和4年の犯罪情勢-街頭犯罪の罪種別認知件数の推移」より)

自転車が盗難にあったら

1. 防犯登録番号、車体番号と保険書類を確認する

基本的に、自転車は購入した時に防犯登録がされています。自転車購入時に渡されている書類に防犯登録番号が記載されていますので、購入時の書類を確認しましょう。

書類を紛失してしまった、あるいは、どの書類を見ればいいのかがわからない場合、購入した自転車店に問い合わせてみましょう。登録機関(自治体や保険会社など)に盗難を報告し、登録番号や詳細な特徴を提供してくれます。 登録情報があれば、盗難された自転車が見つかった際に所有者の特定がしやすくなります。購入時の領収書や保証書、自転車の写真などがあれば、見つかった自転車が自身の所有物であることを証明する証拠として役立ちますので保管しておきましょう。

2. 撤去された可能性も確認する

自転車を紛失した場合、盗難の可能性だけではなく、自治体に強制撤去された可能性も考えられます。まずは強制撤去された可能性を確認しましょう。各自治体のwebサイトに自転車保管所が掲載されていますので、webサイトを確認し、保管場所へ連絡してください。その際、防犯登録番号をお伝えするとスムーズに対応してくれますので防犯登録番号を確認し、お伝えください。

3. 警察に盗難届を提出する。

自治体に確認したところ強制撤去ではない場合は、盗難の可能性がありますので、所轄警察署刑事課に届け出ましょう。盗難届を提出すると、自転車の特定や回収がしやすくなります。 その際に必要なものとして、防犯登録番号が記載された書類もしくは防犯登録番号、認印が必要になります。防犯登録番号が記載された書類がなく、防犯登録番号がわからない場合は防犯登録を行った自転車販売店に連絡してご確認のうえ、所轄警察署刑事課に届けを出してください。

4. 保険会社に連絡する

警察に盗難届を提出し終えたら、加入している保険会社にも連絡しましょう。後日、保険会社から必要書類が届くので必要事項を記入して提出してください。保険会社による被害状況の調査が行われ問題なければ指定の口座に保険金が入金されます。

5. 盗難にあった時に登録しておけば良かったとならない為に防犯登録はしておきましょう。

上記で述べたように、盗難に遭った場合に手続きを行う際、防犯登録番号が必要になります。防犯登録は法律上義務付けられており、自転車販売店では購入時に防犯登録の手続きを依頼することができますが、自転車を譲受た場合やインターネットで購入した場合には、「自転車防犯登録所」を掲げている自転車販売店へ入手した自転車を持って行き防犯登録をしてもらいましょう。防犯登録の仕方はこちらにまとめておりますので確認しましょう。

盗難に遭わない為の対処法

1. しっかりした鍵を使用する

一瞬の隙に盗難に遭う可能性がありますので、自転車から離れる際は少しの時間であったとしても必ずカギをかけましょう。また鍵穴部分がシリンダー式になっているシリンダー式馬蹄錠や、ワイヤーとスチールジョイントにカバーされているジョイントワイヤー錠が破壊されにくいのでおすすめです。

2. 安全な場所に駐車する

人通りの少ない場所や、死角になるような駐輪場は避け、人通りの多い駐輪場や防犯カメラや、スタッフがいて防犯対策がとられている駐輪場を利用しましょう。

3. 固定可能な物に固定する

自転車盗難防止に効果的な方法として柱や手すり、フェンスなどの動かないものに固定をすることがおすすめです。簡単にとれないと思わす抑止力にもなります。

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