
自転車を検討するにあたって、せっかく乗るなら「おしゃれなデザインやカラーがいい!」という方もいるでしょう。 おしゃれな自転車を普段から利用していると毎日の移動が楽しくなり、気分も上がって日々の生活がより充実したものになります。 おしゃれな自転車は、持ち主のセンスやライフスタイルを映すアイテムのひとつ。ファッションとコーディネートを楽しむように、自転車でも「自分らしさ」を表現できます。おしゃれな自転車を選ぶにあたっては、自転車の種類や用途を把握したうえで、デザイン性を確認することが大切です。 この記事では、おしゃれ自転車を選ぶポイントと人気の車種をご紹介します。
自転車の種類を知っておこう
自転車にはさまざまな種類があるため、用途や目的に応じて選ぶことが重要です。
自転車の種類について以下の表にまとめています。
種類 | 価格帯 | 用途・特徴 |
---|---|---|
シティサイクル | 2万円~6万円 | ・通勤や通学 ・買い物 ・3km未満の距離 |
スポーツバイク | 3万円~35万円 | ・通勤や通学 ・サイクリング ・長距離 |
電動アシスト自転車 | 7万円~55万円 | ・坂道、登り道に強い ・長距離 ・子どもの送り迎え |
小径 (ホイールが20インチ以下) |
2万円~5万円 | ・曲がり角や信号が多い場所 ・保管しやすい ・3km未満の距離 |
短い距離の通勤・通学や買い物であればシティサイクル、小回りが必要な街乗りや少ない保管スペースにしたい場合は小径がおすすめです。
また、長距離の通勤・通学やサイクリングならスポーツバイク、子どもの送迎や坂道で使用する場合は電動アシスト自転車がよいでしょう。
デザインで選ぶ

おしゃれな自転車かどうかを決めるデザインのポイントは以下が挙げられます。
フレームデザイン
自転車のフレームは、デザイン次第で、カジュアル、エレガント、アーバンなど、全体の印象がガラッと変わります。
代表的なフレーム形状にロードバイク・クロスバイクに使用される「ダイヤモンドフレーム」、女性向けシティバイク・クラシックバイクに使用されるトップチューブが2本の「ミキストフレーム」、電動アシスト自転車に採用されることが多い「U字フレーム」が挙げられます。
女性や初心者には、軽量で扱いやすく、スカートでも乗りやすいU字フレームの自転車がおすすめです。特にサドルが低くできる低床フレームなら、小柄な方でも安心です。
カラーと塗装
フレームのカラーや、塗装の仕上げ方法なども、おしゃれ感を左右するポイントです。
カラーでの全体的な傾向として、男性にはマットな質感や黒・白のシックな「モノトーンカラー」やメカニックな「シルバー・グレー」が人気です。また、塗装もシックなマット仕上げが人気です。
一方、女性には清潔感の「ホワイト」柔らかい「パステルカラー」、クリーム・べージュなどの「ナチュラルカラー」、大人かわいい系の「くすみカラー」が人気の傾向があります。塗装仕上げでは艶感のある「グロス仕上げ」や「パール・グリッター仕上げ」が人気です。
パーツの統一感(ハンドル・サドル・タイヤなど)
ハンドルやサドル、グリップ、泥除けなどのパーツの素材感や色合いがフレームと調和していると、全体として洗練された印象になります。
例えば、レザー調のサドルとグリップが同系色だと、クラシック&ヴィンテージ感が演出できます。
また、タイヤも目に入る面積が大きいだけに、おしゃれさを左右するポイントです。サイド部分(側面)が白やベージュだと、一気にレトロ感が出て、ナチュラルな雰囲気になり、オールブラックだとスタイリッシュでシャープな印象になります。
機能で選ぶ
おしゃれな自転車選びには、デザインだけではなく、機能性も妥協せず、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
実用性
坂道も楽に走行できる変速機能や、スカートや幅広パンツも巻き込みにくいドレスカードの有無、雨の日の泥はねを防ぐ泥よけ、バッグも余裕で入る大きめバスケットが代表的なものに上げられます。
カスタマイズ性
ハンドルやサドルなど、パーツ類でカスタマイズしやすい自転車を購入し、自分の好みやライフスタイルに合わせて、おしゃれな自転車に仕上げていくのも一つの方法です。
おしゃれ自転車おすすめ車種

ここまでおしゃれ自転車を選ぶポイントとして、「自転車の種類」「デザインで選ぶ」「機能で選ぶ」を説明しましたが、具体的なおすすめ車種を種類ごとにご紹介いたします。
シティサイクル
■ フィッツプラス

ダイワサイクルの『フィッツプラス』は、シンプルながら、おしゃれでスタイリッシュな印象になるよう、パイプの太さにまでこだわってデザインされています。
カラーもシックなアイボリー、ネイビー、ブラックからポップなオレンジ、ライトブルー、モスグリーンまで6色展開されており、自身の好みに合わせて個性を出すことができます。
また、使い方に合わせてバスケットなどのオプションパーツを追加することで用途に合わせたカスタマイズが可能です。
■ レピピアルマリオ

『レピピアルマリオ』は、大人気アパレルブランドrepipi armarioのシティサイクルです。
ファッション感度の高い女の子たちを中心に、街中でもひときわ映えるスタイリッシュなデザイン性が魅力です。女の子にとって重要なまたぎやすさを重視しつつ、大人っぽさもアピールする曲線を生かしたフレーム形状も注目するポイント。スカートやロングコートでも安心です。
カラーバリエーションはマットなパステル調のグリーン、ブルー、パープルがあり、どれもガーリーなスタイルにも、ちょっと大人っぽいコーディネートにも自在にマッチします。
スポーツバイク

■ レッシグ

ダイワサイクルの『レッシグ』は、実用性とファッション性を兼ね備えたクロスバイクです。フレームデザインは「ダイヤモンドフレーム」で、トップチューブがスロープしており、男性だけでなく女性も乗り降りしやすい設計となっています。
また、フレームサイズも430、460、500サイズと幅広いサイズ展開、女性や小柄な方から、身長が180cmの程度の方まで、幅広く対応しているのもおすすめポイントです。
カラーはライトブルー、ライトグリーンなどのビタミンカラーからブラック、メタリックホワイトのシックなカラーまで選択肢が多く、タイヤにはツートンカラーが採用されていて細部までデザイン性が追求されています。
機能性でも外装7段変速を搭載しており、日常使いから軽いスポーツ用まで対応可能です。
■ ARTMA ライラス

ダイワサイクルの『ARTMA ライラス』は、デザインと機能性を兼ね備えたロードバイクです。
元プロロードレーサーの辻善光さんが監修して開発にも関わっており、左右のチェーンステーに入っている「ZENKO」ロゴがスポーツバイクとしての存在感を高めています。
お手頃価格でありながら、カラー、塗装にもこだわっており、シルバーとブルーのラメが入ったグラデーション塗装は、価格を超えた高級感を兼ね備えています。また自由自在にカスタマイズできる拡張性を備えているため、自分好みの一台に仕上げることも可能です。
■ C-SPORT1

ビアンキの『C-SPORT1』は、ビアンキを象徴するチェレステカラー(爽やかな青緑色)が特徴で、見た目にも美しく個性を引き立てます。
フレームは軽量アルミフレームを採用しており、扱いやすいフラットハンドルバーでリラックスした乗車姿勢が可能な設計。
カラーはチェレステカラーの他、ホワイトやブラックなどのカラーバリエーションもあり、ところどころにチェレステカラーの差し色が入っておしゃれです。
クロスバイクとしての性能も高く、太めのタイヤを採用してクッション性やグリップ力も高く、乗り心地にも優れ、街乗りにもおすすめです。
電動アシスト自転車

■ e-ルミナG

ダイワサイクルの『e-ルミナG』は、ファッショナブルな電動アシスト自転車です。
カラーはシックなマット仕上げのオリーブ、ブラック、ベージュの3色展開で、コーディネートを引き立てるカラー展開です。フレームに配置したシンプルなロゴデザインが「都会派」なセンスを物語ります。
また、スイッチカバー付きのディスプレイやアシスト感を実現するフロントモーターなども、機能的でありつつ見た目がすっきりしているのも特徴です。
高輝度フロントライトとテールライトを標準装備し、暗い道でも抜群の視認性を確保。夜間走行を不安に感じていた方には特におすすめの電動アシストシティサイクルです。
小径自転車

■ トートバイク

ダイワサイクルの『トートバイク』は、フレームをバスケット形状にするトートフレーム構造を採用したおしゃれで荷物も運べる小径自転車です。
個性的なフレーム形状ですが、カゴがなくスッキリとしたデザインで、スタイリッシュな印象にまとめられています。
また、厚みのあるサドルに施されたスタッズが上品でクラシカルな印象を与え、デザインのアクセントになっています。
さらに一般的なトートバッグや2Lペットボトル×2本が収まるサイズにするなど、通勤、通学やお買い物にも便利な機能性があるのもポイントです。
■ ベリオ

ダイワサイクルの『ベリオ』は、クラシックな雰囲気を残しつつ、カジュアルでスポーティーさも融合した小径自転車です。
スマートな印象を与えるフレーム形状や、ゆったりとした姿勢で乗れるデルタハンドルを採用し、シンプルでありながら個性も演出できます。
また、小回りが利く20インチタイヤを採用しており、街中での乗り降りもしやすく、タウンユースに最適です。車体がコンパクトであるため、玄関に置いてもスペースを取り過ぎない等、実用性にも優れています。
おしゃれな自転車を検討する場合の注意点

おしゃれな自転車を検討するにあたって、デザインやカラーだけで選んでしまうと、乗り心地や機能に問題が生じる場合もあるため注意が必要です。
また、おしゃれな一台を長く乗っていただくために、保管場所や方法への気遣いも必要です。
ここではおしゃれな自転車を検討する場合の注意点を解説します。
自転車のサイズ
自転車を購入する場合は、自分の身長に合うサイズのものを必ず選びましょう。 サイズが合わないと無理な姿勢をとることになり、体の痛みや転倒につながるリスクがあります。 また、サイズが大きすぎると足が地面に届かず乗り降りが不安定になったり、サイズが小さすぎるとハンドル操作が窮屈になって急な動きに対応できません。
気に入ったカラーやデザインの自転車が見つかっても、自分の身長に合ったサイズがない場合は他のモデルやブランドを検討することが重要です。
自転車のサイズ選びのポイントは以下の記事でも詳しく解説しています。
⇒自転車のサイズ(インチ)選びのポイントは?選ぶ際の注意点やよくある間違いを解説!
防犯対策
人気のモデルほど盗難のリスクが高まります。U字ロックやチェーンロックなど、複数の鍵を使う「ダブルロック」が効果的です。
保管場所
自宅に自転車置き場があるか、屋根付きかどうかも重要です。雨ざらしは塗装やパーツの劣化を早めてしまいます。自転車カバーがあると、劣化の進行を抑制できますのでおすすめです。
メンテナンス・サポート体制
長く愛用するには、安心して購入後の点検や修理ができる店舗を選ぶのも重要です。通販で購入した場合にも、お住いの近くに購入した通販と同じ販売元の実店舗があるか確認をしておくとよいでしょう。
迷う場合は専門店に相談するのもおすすめ
おしゃれな自転車はたくさんあるため、どの自転車を選ぶか悩む方も多くいます。 買ってから後悔しないためにも、自転車専門店のスタッフに相談してみることもおすすめです。
自転車専門店に相談することで、デザインはもちろんのこと、機能性や実用性、自分にぴったり合うサイズの自転車が見つかりやすくなります。
また、購入後もサポートやメンテナンスを受けられるため、長期間使用する際にも安心です。
自転車を店舗で購入するメリットやお店選びのポイントは以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
お気に入りの服を着ると気分が上がるように、おしゃれな自転車に乗ると、通勤・通学や買い物など日常の移動が楽しくなり、ストレス解消にもつながります。
一方で、デザイン性だけで選んでしまうと、乗り心地や使い勝手に問題が出てくる場合もあるため、機能性や実用性にもこだわって選ぶことが大切です。
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